ノーベル経済学賞について
ノーベルウィーク、ノーベル賞受賞者が発表されました。
現地スウェーデンではこの一週間お祭り騒ぎになるようです。
一度行ってみたい。
日本人、大隅氏もオートファジーでノーベル医学賞を獲って嬉しい限り。
日本人が三年連続、科学三賞獲るのは初。
心からおめでとうございますと言いたい。
さて今日はそのノーベル賞の中でも経済学賞について触れたいと思います。
このノーベル経済学賞、非常に僕と相性が良い。
デヴィッド・ローマー氏の上級マクロを読んでいた年には 、その中に記載されていた
ダイアモンド氏が受賞。
岡田氏のゲーム理論を読んでいた年には、その中に記載されていた
シャープレー氏が受賞。
何のことやら皆さんにはさっぱり解らないかもしれませんがw
とにかく僕と相性が良いので、恥ずかしいけどちょっと好きな賞です。
受賞者は経済学を学習した人間には有名なメンツだったりします。
今回はその中から思い入れのある3人を紹介しましょう!
まずはトービン氏(アメリカ)投資が得意な僕には欠かせない人物。
もう御存命ではないですが、トービンのq、トービン税はあまりにも有名。
金融論も古いけど今更読んでみたら、リスク回避が大事なのを知りました。
今なお学ぶ箇所がある本、人物。
次にクルーグマン氏(アメリカ)
マクロ経済学そのもの、説明する必要なし。
彼がいなかったら僕は今経済学を学習していなかったかもしれない。
僕にとっても、日本にとっても最重要な人物。
新貿易理論や、生産性、失業、富の再分配の話などなど語りつくせないけど
最近ではインタゲ(インフレターゲッティング)4~6%を提唱している。
僕もそれは正しい、狙っていくべきだと思う。
2%すら達成できなければ、日本の経済政策は失敗だろうな。
最後にマーリーズ卿(スコットランド)
機会があり慶大教授、土居君に一番お薦めの本を教えてもらったら
マーリーズ卿の「最適課税論」と答えてくれた。いやー教えてもらって得したなw。
数学に熱中した人物らしく、数学にはまっていた僕も共感した。
今消費税が10%になろうとしてるのも彼の理論あってこそ。
その理論が日本を財政破綻から救う。(14%まで効率的らしい)
学習してみると良いと思う。
長くなりましたが今年もアメリカ人が受賞するのか?
新成長理論のポール・ローマーあたりか?
等興味は尽きません、色々言われる賞ですがねw。